おつかれ麺です。オゴポコです。
「冷たいラーメンが食べたい・・・」
こんな酔狂なことを、50年以上も前に考えた山形県人はどう考えてもラーメン馬鹿です。
そのラーメン馬鹿の要望に真剣に答えた、作る側のラーメン馬鹿が、こちら「栄屋本店」。
いまでは、冬でも食べられるという「冷しラーメン」は、当初の暑気払いの目的を越え、
いつしかご当地ラーメンとして定着してしまったのです。
・・・でも、冬に「冷しラーメン」って、冬にコタツでアイスクリーム食べるようなもんだろ?
店内は、わざわざ冷されに来た客で満席、よそ者のオゴポコが見ても明らかに観光客と思しき人達が多く
見受けられます。メニューに目を移すと、温かい中華そばもありますが、注目は右下。
「牛もつラーメン」「薬膳山形ラーメン」「カツラーメン」「たぬきラーメン」
って、「元祖冷しラーメン」のプライドはないのかよ!とツッコミたくなりますが、
気を静めて厳かに「冷しらーめん」を注文。
牛骨、カツオ節、昆布をベースにしたというスープ。ラーメンらしさを演出する油は、植物性で固まりにくく
する工夫が施されているとのこと。硬い牛肉チャーシューも特徴のひとつ。
ただ、前にも書いたかもしれませんが、オゴポコは基本的に
冷たい麺類が得意ではない病気
にかかっているので、途中からは「山形の歴史だ、山形の歴史だ」と頭の中で繰り返しながら
太麺をすすっておりました。すると、周りから
「おいしい!」「おいしいね〜」「お母さん、おいしい」
と声が聞こえてくるではありませんか!よかったですね、冷え切って。
そして、食べた後、頭に浮かんだのはあの店のこと。
同じ冷しラーメンを出す「Pour Cafe@銀座」
ここは冷しラーメン店ナンバー1だな、との思いを確かにしたのでした。
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栄屋本店
住所:山形県山形市本町2-3-21
時間:11:30〜19:00
休み:水
HP:?
点数:3.7点(冷しらーめん 訪麺日 2008/08/24)
※お店の地図はこちらから
北海道の冬はめっちゃしばれる。室内を汗かくほど暖めて、半袖着て、アイスクリームを大量に食べるんだべ(^。^)・・・東北も一緒じゃねぇべか!ww
おや、栄屋本店、食べたことあったんですか!驚きました・・・