
おつかれ麺です。オゴポコです。
「酒田のケンチャン」といえば、言わずと知れた山形県の人気者。
しかし酒田市の本店は、山形から新幹線を使っても2時間以上はかかる場所にあるので、なかなか会いにはいけません。
しかも、14時で終わりだし・・・
なので、とりあえず「ケンチャン」に会いたいなら、土日は夜もやっている山形市内の「ケンチャンラーメン 西田支店」
がおスス麺でしょう。しかもこの支店、本店以上の「スーパーケンチャンラーメン」とも言える店なんです!

まず注目はこの券売機。話には聞いてましたが、券と好みを選択すると、内容が厨房へ伝送される
システムを搭載しています。よって、客は注文内容を口で告げることも、券を渡すこともせず、
券を買って席に座れば、後は番号を呼ばれたときに返事をするだけでOK!オゴポコの感想としては、
このオペレーションを取り入れた店もすごいけど、これを設計開発したシステムエンジニアもすごい!
券売機で入力したのは「中華そば小油ぽく 600円」。席に座って「あっ」と気づき「身入り」を口頭で追加
注文しましたが、ちゃんと対応してくれました。このあたりのワークフローも抜かりなし。
オペレーションも含めて、本当にいいシステムを構築してます。
このシステム、パッケージ化して売ったら一儲けできそうな気がする!

そしてこちらが完成した「中華そば小油ぽく身入り」。このスープから発せられていたのか、
店先にまで漂ういい煮干の香り!シャープな煮干味を刺々しく感じつつも、分厚い油層と背脂でまろやか。
ミッシリしたチャーシュー、メンマ等の具も抜かりなし。全体的に、本店より丁寧に作りこまれた印象。

更に、小なのにぎっしり詰め込まれた麺。強い弾力を備えたねじれ太麺は自家製だそうです。
本店よりもピロピロ感は低く、ゴワゴワ感高し。濃くて厚い麺、これはもう、
麺が濃厚
と言わざるを得ない!開店直後から押し寄せる大勢の山形県民、この荒々しい太麺に括られて、
店までひっぱりこまれる気持ちはよく分かる!
「冷しラーメン」「赤湯辛みそ」「米沢ラーメン」「鳥中華」「酒田ラーメン」そして「ケンチャンラーメン」。
「新潟四大ラーメン」もすごいけど、山形は県内だけで何種類あるんだ?
この充実ぶり、山形県の中華麺消費量が日本一であることを、胃をもって実感できました。
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ケンチャンラーメン 西田支店
住所:山形県山形市西田2-1-17
時間:平 11:00〜14:00(材料終了時閉店) / 土日 11:00〜14:00、18:00〜20:00
休み:月
HP:http://www.81sta.jp/i
点数:4.8点(中華そば小盛り油ぽく身入り 訪麺日 2008/08/24)
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