
おつかれ麺です。オゴポコです。
「満月」のあとは「三日月」。抗いようのない自然の法則に従って「三日月軒」へ入ると、
どよ〜んとした雰囲気の中、店員さんがひとりでもくもくとラーメンを作っておりました・・・
月は地球に比べて重力が6分の1しかないそうですが、自分のモチベーションも「味龍」のときの
6分の1に急降下していくのを実感しながら「中華そば小 530円」を注文。

お店は1956年創業だそうで、その歴史は「満月」を超える52年間!
しかも店名は「大正時代に営まれていた三日月軒の名前を頂いた」そうで、酒田ラーメン界の
生き証人と言っても過言ではないでしょう。この店の暖簾をくぐった数多の客の1人に、
オゴポコが名を連ねることができる光栄・・・わたしは何て幸せ者なんだ!と妄想に浸っている間に「中華そば小」完成。
豚骨ベースに、煮干、昆布でとったというスープは、甘さと苦さが際立つもの。鉄棒で打った麺は、
2日間寝かせて熟成したとのことで、ぽくぽくした噛み応えが苦しい、じゃなかった、楽しい中細麺。
食べている途中、思わず自分も(気が遠くなって)寝てしまいそうになりましたが、気力で乗り切りました。
それでは、最後のこの一言。ああ、ほんとうにうまいなあ、この歴史。
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三日月軒
住所:山形県酒田市中町2-4-7
時間:11:00〜18:30
休み:不定
HP:?
点数:3.5点(中華そば小 訪麺日 2008/08/23)
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