
おつかれ麺です。オゴポコです。
酒田市の食べ歩きは、レンタサイクルがあれば余裕でできます。ただし、天気がよければ、ですが。
「ケンチャンラーメン」からおおよそ6キロほど離れた「味龍」へ、レンタサイクルで移動中、
猛烈に雨と風が強くなってきました・・・。
しかし、15時までしかやっていない「味龍」に間に合うためには、休んではいられない!
傘も差さずに立ち漕ぎするオゴポコがまたがっている自転車はこれです↓

籠の前に着いた獅子舞?の絵のような必死の形相で漕ぎ続けるオゴポコ。
道行く車や人はおそらく侮蔑と嘲笑の目で見つめていたと思われますが、その甲斐あって14時30分頃到着。
「中華そば」を注文した直後、なんと、早じまい終了!急いで来てよかった・・・まだこの日2軒目ですが、
自分で自分に「おつかれ麺」と言ってやりたいです。

「中華そば 650円」で、最初に注目すべきは麺。そう言えば、店に着いて壁のポスター等を見て思い出したけど、
「支那そばや」の佐野氏が自家製麺を始めようと思ったキッカケは、この店の麺を食べてからだったそうな。
その「自家製麺を決意させるほどの麺」とは如何様なものか?
実は、個人的には国産小麦を使った麺はあまり好きではないのですが、言われてみればこの麺はちょっと面白い。
ツルツルとモチモチが同居したような食感。なるほど、
俺も何となく自家製麺したくなってきた!(わけがない)
また、ここは麺だけでなくスープもうまい。20年以上前から、動物系と魚介系のダブルスープだそうで、
ふんわりした複雑さは、妙に新しさもあり。図らずも「ラーメンの温故知新」を実感しながら、
実は「青葉@中野」がダブルスープにしたのはここのスープがキッカケだった
とかいうエピソードがあったら、ラヲタ的には興奮度MAXですがそんな事実はありません。そもそも「青葉」
とはだいぶ異なるダブルスープだし。適度に脂が刺したチャーシューも美味で、一気に完食。
店を出ると、暖簾をしまおうとする店主が自転車を見て話しかけてきました。以下、やり取り。
店「雨の中、大変ですね。観光のパンフレット上げましょうか?」
オ「いえ、大丈夫です。もう(自作の食べ歩き計画表を)持ってますので」
店「そうですか、お気をつけて」
オ「ありがとうございます」
麺もスープも心遣いも一流。
まだ雨は降ってましたが、一気にモチベーションが上がるキッカケを与えてもらいました。
↑写真は全てクリックで拡大します!
味龍
住所:山形県酒田市錦町1-2-24
時間:11:00〜15:00(早じまいあり)
休み:水
HP:?
点数:4.2点(中華そば 訪麺日 2008/08/23)
※お店の地図はこちらから
