
おつかれ麺です。オゴポコです。
「期待の新店」に対しては超敏感な東京のラーメンフリーク界において、定番店ながら、
「素晴らしい大変身を遂げた!」ともっぱら話題の「中華太朗」じゃなかった、その隣の「葉月」。
オゴポコも4年前に訪麺したっきりでご無沙汰してましたが、じゃあ食べましょう、と、4年6ヶ月ぶり2回目の訪麺。

そんなに素晴らしいのなら、さぞかし行列が出来ているのでわ?と構えて臨むも、意外に客は数人。
たまたまなのか「中華太朗」の方が客入りはよく、ラーメンフリーク界と一般社会の意識格差を再確認した思いであります。
で、どう変わったかというと「そばっぽいあっさり和風ラーメン」から「濃厚動物魚介系ラーメン」になったそうな。
「え?じゃあ、流行のタイプ?」と思いきや、これがトンでもない麺でした!

通常の「らぁめん」は麺300Gなので、自重して小盛150G(50円引き)に。まずは麺をご覧ください。
たったの3本!しかも、「これはカロリーメイトか?」と見紛うほどのぶっとさ!
・・・違った、これはメンマだ。でも、麺はほんとに太い!そして、丸い!
生命を得たかのようにぶるんぶるん暴れまわる麺を歯と舌でガッチリ押さえ、次にスープを。
おや、濃厚ドロドロかと思いきや、
サラッと水溶性の口当たり。しかし、節風味の魚介味は切れ味抜群。
「濃厚」というよりは「鋭利」。スッキリしながらシャバくない、ごくごく飲めて満足の動物魚介系スープは新鮮!

そういう「葉月」の「らぁめん」はこういう秘密に溢れているようです。
はあ、なるほど。「動物魚介系」は出尽くしたと思ってましたが、こういうアプローチもあるのか。
以前の「葉月」味から、突き刺さる「刃突」味へと変貌を遂げたこの店。
いまならまだ並ばずに食べられるかも?
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葉月
住所:東京都大田区雪谷大塚町11-8
時間:11:30〜14:00、18:00〜22:00 / 日祝 11:30〜14:00、18:00〜21:00
休み:月(祝の場合は翌日)、第2・4火曜
HP:?
点数:4.7点(らぁめん小盛 訪麺日 2008/08/01)
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