
おつかれ麺です。オゴポコです。
その昔、アリストテレスはこう言いました。「芸術とは模倣である」と。
模倣すること自体の是非は問わず、あくまで問題とすべきは「質」。だから、メニュー名に「二郎インスパイア」とつける店があろうが、
タオル鉢巻で目まで隠してジャンクガレッジみたいな「汁なし」を出す店があろうが、それ自体はOK。ただ、
そこまでやるなら厳しい目で見られることは当然でしょう?
というだけの話。店先の口上で「ラーメン二郎を目標に〜」と謳っているこちら「豪ーめん」も、
(商標とかの問題は置いといて)その模倣精神は大いに買うべきものなのです。

豚とかいろいろありますが「豪ーめん中」の食券を提出。ちなみに「豪ーめん」の読み方は「ゴーメン」の模様。

店内にも、出店するに至った思いのたけが書き記されております。このときは気づかなかったのですが、
出てきたラーメンを食べたあと、改めてこれを読み「うまく説明してるな」と感心することに。

「にんにく入りますがよろしいですか?」と聞かれたので「はい」とだけ答えて出てきたのがこれ。
第一印象は「油っぽい」、第二印象は「野菜が野菜炒めみたい」、第三印象は「麺は意外に細くてツルツル」、
第四印象は「麺少ない」、第五印象は「タマネギに違和感あり」と言うわけで、
ここまで似てない二郎インスパイアも珍しい。
まるで、あまりにも似てないモノマネを見て思わず笑ってしまったような感覚。
地方の二郎インスパイアとしては、福岡の島系本店、大分の太一商店の方が全然上。
・・・ですが、先の口上。よ〜く読むと、「ラーメン二郎を目標に独自流を加えて〜」と
ありますので、たぶん、9割くらいは独自流なんでしょう、きっと。
何か「二郎商法」という名の新手の商法に引っかかったみたいな感じですが、分かってて引っかかるのも
また楽しかったりして。
↑写真は全てクリックで拡大します!
豪ーめん
住所:岩手県盛岡市前九年2-2-2
時間:11:30〜22:50
休み:水
HP:?
点数:3.5点(豪ーめん中 訪麺日 2008/07/19)
※お店の地図はこちらから

豪ーめんは私も食べましたが、盛岡周辺では一番いい味を出していると思いました。(*^-^*)
岩手県はらーめん不毛地帯のところで^^;; なかなか美味しいラーメンが無いんですよね。。。
そんな中で、豪ーめんは結構いい感じかなと思っていました。
しかし、らーめん二郎のボリュームは凄まじいですね・・・確かにあのボリュームと比較されると豪ーめんもまだまだなと感じます。味は食べたことがないので比較できませんが(*^-^*)
三重県四日市市のなみへい博多ラーメンが気になります!!
豪ーめんは、二郎うんぬんを謳ってなければ3.7点くらいになってたかもしれません。あと「なみへい」はぜひとも。