おつかれ麺です。オゴポコです。
福岡県の交通の要衝、太宰府インター近くにセントラルキッチンを設営し、同時に「太宰府インター店」
をオープンした「一幸舎」。もうすぐ静岡県浜松市にも出店するとのことで、
「福岡を代表する博多ラーメン」として全国的な知名度は上がる一方です。
オ「たいちゃん、今日は福岡の宿題片付けに行くけん」
た「で、最初は一幸舎か。また提灯記事書くんやなかろうね?」
オ「何て?それはこの博多本店の記事のことか!」
た「そう。お前、元助で店長と仲良く話しよったやないか。お前が悪く書かん理由が分かったわ」
オ「おいおい、元助でつけ麺の注文間違われたからって、ひがんでるやろ」
た「・・・何で分かったん?」
オ「分かるわそりゃ。ガチンコやないと面白ないやろ、拉麺本位は」
こういう会話を交わしながら入店。
太宰府インター店はこういうメニュー構成。食券制です。オープン前の無料セールが功を奏してか、
国道沿いでもないのに続々と客が入ってきてます。さすが一幸舎、福岡代表!
こちらが「ラーメン」。原材料が値上がりする中、たったのスリーコイン(500円+100円+50円)で食べられる
福岡代表の博多ラーメン!うまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい!
た「おい、ヨイショはたいがいにしとけよ」
オ「・・・おう」
CKだから新鮮なのか、それともこれが現在の実力か、なめらかで濃度十分、しっかり乳化したスープ。
脂と旨みが強めの力強さで、これは分かりやすい豚骨。自家製に切り替えているという麺は、
外側が半透明の少し扁平した麺。ぷちっと切れる食感は面白いが、個人的にはもっとざらついた粉っぽい方が好き。
た「おれは『黒ラーメン』でいいよ」
オ「相変わらず協力的やな。こっちの『ラーメン』も食べてみる?」
た「いや、いい。でもこの『黒ラーメン』は食べてもいいぞ」
普通、複数人で行ったときは、回し食いするものですが、たいちゃん団長(聖白豚騎士団)は
いつもサブのラーメン、しかもメインを食べないという、まことに
ただ、この「黒ラーメン」の感想は「麺がダマになってる、モヤシ多すぎ、マー油の味ばかり」という批判的なもの。
現在、福岡ラーメン界で、一蘭風の「辛味ダレ」以来の流行を見せる、なんつッ亭風の「黒マー油」。
確かに、既存の豚骨にこれをかけるだけで目先は変わるし、おいしくなることは多いでしょう。
しかし、これでいいのか?
自家製麺が多いわけでもない、複数のスープを作るわけでもない、豚骨スープ一点突破がウリの
福岡の豚骨ラーメン店で、どれだけの店が「黒マー油」に頼っているのか・・・。
食べる側は、「辛味ダレ」ブームから何も変わっていないこの現状を、もっと問題視すべきでしょう。
少なくとも、一幸舎に関しては、マー油なしの方が全然いいと思うんですが。商売は抜きにして。
た「お、今日は辛口やな〜、無理せんでいいぞ」
オ「してないっちゅーに!」
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一幸舎 太宰府インター店
住所:福岡県大野城市筒井4-21-10
時間:11:00〜23:00(LO 22:30)
休み:なし
HP:http://www.ikkousha.com/
点数:4.0点(ラーメン 訪麺日 2008/07/06)
たいちゃん 3.8点(黒ラーメン 一言:点数は意外と高かったりして)
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