おつかれ麺です。オゴポコです。
ラーメンの定番トッピング「味付け煮玉子」発祥の店と言えば、荻窪は「漢珍亭」。
1949年創業だそうで、来年で60周年になります。長生きしてね、おじいちゃん。
で、突然ですが、ここでラーメン歴史クイズ。
問題:固ゆでの味付け煮玉子発祥の店は「漢珍亭」ですが、では、半熟煮玉子発祥と言われる店はどこ?
答えは記事の最後で。
ビルの狭い階段を「サッポロめんフーズ」の麺箱を避けながら上がると、オフィスの一室みたいな
部屋に「漢珍亭」がありました。これは1人でふらっと入るにはちょっと勇気がいりますな。
「ラーメン」は610円、「味付け玉子」は90円で、合計700円。
初めての店ではノーマルのラーメンを食べることが多いのですが、こういう場合は別。というか、
味付け玉子を食べておかないと意味なし!
個人的にも「半熟」より「固ゆで」の煮玉子が好きなので、元祖の店は訪麺必至と思っておりました。
ラーメンには、玉子を煮るときの挽肉も入っており、醤油色の水溶性スープをうまく補完しています。
太めのソフト麺ともども、ガツンとくるものは皆無ですが、これこそ
「歴史を食べる」と言っていいかと。
元々は台湾の料理からヒントを得たという「味付け煮玉子」。各国の長所を取り入れたラーメンは、
ある意味、丼一杯で表現する多国籍料理と言えるのかもしれません。
煮玉子好きで未食の方は、半熟煮玉子発祥と言われる「ちばき屋」と合わせてどうぞ。2店の距離は遠いけど。
↑写真は全てクリックで拡大します!
漢珍亭
住所:東京都杉並区上荻1-9-1
時間:11:30〜15:00、17:00〜21:00
休み:火
HP:?
点数:3.6点(ラーメン味付け玉子 訪麺日 2008/06/22)
※お店の地図はこちらから