2008年07月03日

中村屋海老名@海老名 / 神奈川淡麗系はIMEで一発変換できませんが大事なラーメン用語です

中村屋海老名.jpg

おつかれ麺です。オゴポコです。

神奈川県海老名市、各鉄道会社が乗り入れる「海老名駅」で降りて、五重塔を目指して歩くと複合型商業施設
「ビナウォーク」が見えてきます。休日ともなると、多くの客と車でごった返すこの界隈、
この日も人波を掻き分け、車に気をつけて歩かねばならないほどの混雑ぶりです。

が、意外にも(?)ほとんど待つことなく入店できた「中村屋海老名」。

大和市から移転してきたことは、ラーメン好きなら周知の事実ですが、一般にはあまり知られていない
のでしょうか・・?なお、店主は不在のようです。

中村屋海老名看板.jpg

おなじみの光り輝く大看板。白を基調とした機能的な店内では、より圧倒的な存在感を醸しております。
全ての客は、この大看板の下で、ただ平伏してラーメンを食べるのみ。

中村屋海老名しおらーめん真空平打麺.jpg

神奈川県のご当地ラーメンと言えば、最も有名なものは「家系」でしょう。しかし近年、
「くじら軒」や「中村屋」に代表される「神奈川淡麗系」が幅を利かせていることはご存知でしょうか?
ご存知ない?じゃあ覚えておいてください。「端麗」ではなく「淡麗」です。
澄んだ鶏ベースで、旨みを押し出したキレ重視のスープ。香味油を効かせて、麺の主流は細麺。
ラーメン的にも店のコンセプト的にも、「家系」とは対極にあるジャンルと言えるでしょう。

何より、ツンとすました神奈川県人(特に浜っ子)にぴったりのご当地ラーメンではないですか!
(かなり偏見)

今回は「しおらーめん」に「真空平打麺」を合わせてみました。口当たりすっきりと滑らかな旨み。
鶏油で力強さも補完。具も抜かりなくうまい。気づくとスープが少なくなっているという、
「飲ませるスープ」はさすが。

・・・ですが、「神奈川淡麗系」を食べるといつも「永○園のお茶漬け」の旨味を連想してしまうのは、
わたしの悪い癖です。

中村屋海老名しょうゆらーめん.jpg

こちらはじーのくんが注文した「しょうゆらーめん」。おっと今回はこちらの方がうまいぞ!?
「しおらーめん」よりもクッキリまとまった感のある一杯。これは当り。

でも、店を出た直後は満足してても、福岡人のわたしはこう思ってしまうのです。
「家系」でさえ普及しない九州で、「神奈川淡麗系」を味わえる日が来るのだろうか・・・
今のうちに、脳にこの味を刷り込んでおかないと!

↑写真は全てクリックで拡大します!

中村屋海老名
住所:神奈川県海老名市中央2-5-41
時間:月火木 11:00〜17:00 / 金土日祝 11:00〜21:00 (いずれも早じまいあり)
休み:水
HP:http://www.dearest-style.com/

点数:4.3点(しおらーめん 訪麺日 2008/06/15)

※お店の地図はこちらから



posted by 拉麺本位 at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 訪麺:神奈川県
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